山とスキーとローゼンメイデン

登山、スキーについてのブログです。 また、ローゼンメイデンについての記事も書いています。

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『岳人』 2012年1月号


第1特集は「雪の南アルプスへ」。 夏は北アルプスとそれほど変わらない南アですが、冬は積雪量や風の強さで差が出てくると思います。 というわけで、冬山の入門者でも比較的とっつきやすい南アの一般ルートについての特集です。
印象的だったのは、やはり塩見岳の指に凍傷を負った時の記録です。 指の切断を余儀なくされた手の生々しい写真が掲載され、そういう状況に至った経緯も記されている。 冬はリスクが格段に高まる、という警鐘の意味もこめられた特集だと思います。

第2特集は「冬の山ごはん」。 レシピも紹介されていて、実用的な記事です。 体を温めるというテーマなので、ショウガを使用した料理が多く紹介されています。 個人的にあまりショウガが好きではないので、作らないと思いますが。。
冬山は夏山と比べていろいろな面で条件が悪くなりますが、常に冷凍庫の中にいるような状態なので、生肉やら携帯しても傷まず、料理のバリエーションが増えるのが数少ないメリットだと思います。

MOUNTAINEERING SEMINARでは、新しく『アルパインクライミング考』という連載コラムが始まります。文は横山勝丘氏、興味深そうなコラムになりそうです、期待です。





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『岳人』 2012年1月号

定価 800円 (762円+税)
発行 2011年12月15日 発売
出版社 東京新聞

今月号の満足度: ★★☆☆☆
(特集は冬山入門という感じですが、岳人は連載がしっかりしているので読み応えあります)
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『山と渓谷』 2012年1月号


特集は「いま知っておきたい山の最新事情10」。 2011年の山事情・動向を10の切り口からテーマ別に見ていこうという特集。 第1のテーマ「放射能汚染」は、山行のモチベーションにも大きく関わってくるところだけに興味深い。 ただ、この記事から得られるものはほとんどなく、数値だけを示してそれで自己責任・判断のもと山へ行けというもの。 そもそも判断の根拠となる文科省の定めた基準数値が、あまり信頼出来ないのだからどうしようもないとは思う。 Q&Aの、水は安全かとか下山後にやるべきこと、みたいのは参考になる。
他、山を題材にした映画や小説の今を紹介した「山のエンタメ 読む山、観る山」や「山小屋トピックス」、「山道具 ギア&ウェア」などのトレンドを紹介したテーマは、いかにも山渓の得意分野という感じがする。

山の小物インプレッションは「おしるこ」。 自分も山でおしるこを食べるのが好きなので期待していたが、おしるこという名前のついた既製品のみのインプレでちょっと拍子抜けです。 10種類にも満たない製品を比較し、記事を書いているレビュアーの好みで評価するだけなら雑誌の記事にせずとも良い気がする。 例えば、いろいろな最中やどら焼きを使っておしるこにしてみて、それを評価するというところまで広げて欲しかったです。

今月号には、1月号恒例ふろく別冊「山の便利帳 2012」が付いています。 小屋の営業期間や水場の有無、テント場の張り数などが載っていてホントに便利帳です。 2,3年に1回は最新のものに更新しておくと、山行計画を立てる際に困らないと思います。 時期が微妙な時はこれだけに頼らず、電話やホームページで確認しないといけませんが。。





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『山と渓谷』 2012年1月号

定価 1,200円 (1,143円+税)
発行 2011年12月15日 発売
出版社 山と渓谷社

今月号の満足度: ★★★☆☆
(1200円と高いし本誌記事はイマイチですが、「山の便利帳」のためだけに買うのもアリです)
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おしるこって美味しいですし、温まります。

冬山ではもちろん、夏山でも肌寒い夕方などには相当なご馳走です (下界で言えば、エビフライのついたハンバーグぐらいすごいご馳走!)。

というわけで、今回は「山でおしるこを食べる」編です。


110222_02.jpg
今回はこのカップでおしるこ作り


山へ持っていくので、条件はあります。

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  ・携帯性(重量、嵩、パッキングした時の強度)
  ・日持ちの良さ
  ・調理の簡単さ(手間がかからない、燃料や水をあまり使わない)

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山食の条件としては当然のものです。

ここで、フリーズドライになったおしるこが最有力候補として浮上するわけですが、今回は敢えてもう一縛りつけて、

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  ・汎用性がある(そのまま食べられる、調理不要で行動食にもなる)
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という条件を追加します。


つまり、行動食にもなって、おしるこにもなる食材を発掘すること、が今回の目的です。

というわけで、おしるこにしかならない「フリーズドライのおしるこ」には、融通の利かない贅沢品というレッテルを貼らせて頂き、ここから除外します。



上記条件を満たすものとして、今回は最中(もなか)どら焼きに白羽の矢を立てました。
使ったカップの容量は250ml、最中もどら焼きもスーパーやコンビニで売っている安い製品を使いました。

最中とどら焼き



  ▼目的 : 行動食にもなって、おしるこにもなる食材を発掘すること




最中でおしるこ


最中でおしるこを作るのはポピュラーなやり方らしく、いろいろな媒体でも紹介されています。それだけに、おしるこの完成度に期待できます。
今回チョイスしたのは安い最中、スーパーで8個入り300円程度で売られているものです。


開封した最中


重さは37g、カロリーは110kcal。


【 作り方 】

最中でおしるこを作る

1.適当に割る……容器に入れるためと溶きやすくするため
2.熱湯を注ぐ……適当に、濃さなど好みで
3.混ぜる


【 レビュー 】

最中で作ったおしるこ
最中で作ったおしるこ

おしるこ美味しい! 最中の皮が溶けこんで、ほど良くトロみが出ます。
安くて簡単だし。

最中の種類は、中はあずきだけのものが良い。
餅入りというものがあって、おしるこにするのにぴったりじゃん!と思って試したのですが、小豆の量が少なくて、おしるこにするとあまり美味しくありませんでした。


【 まとめ 】

最中から作ったおしるこは、美味しいものです。

ただし、最中自体は、行動食やビバーク中のおやつとしては、不合格だと思われます。
というのも、携行中に皮がボロボロになること間違いないですし、口が乾いていると口の中に張り付いてしまいそうですし、喉に引っかかってむせてしまいそう。行動中に食べたくなるような食品でもありません。

最中が行動食やおやつにならないということは、つまり、おしるこ専用のために持っていくということになります。それだったら、おしるこのフリーズドライを持っていくのと変わらない気もします(普段、最中をあまり食べないし山にも持っていかないので、今回、買ってきて初めてそこに気がつきました)。




どら焼きでおしるこ


お次は、(自分の中では)冬山の行動食の王様、どら焼きです。
どら焼きはカロリーも十分で、最中と違いしっとりとしていて、行動中でも食べやすい。

大抵の場合は一回の休憩で半分だけ食べることにしていますが、その際、手で割っても綺麗にパカっと真っ二つになってくれます。


開封したどら焼き


そんな行動食の優等生であるどら焼きが、美味しいおしるこになってくれれば、人生の何分の一かの悩みは消えるはず、そういう淡い期待を抱いての挑戦でした。

1個の重さは80g、エネルギー288kcal (たんぱく質:5.9g、脂質:2.7g、炭水化物:60.0g、ナトリウム:102mg)


【 作り方 】

どら焼きでおしるこを作る

1.適当に割る……容器に入れるためと溶きやすくするため
2.熱湯を注ぐ……適当に、濃さなど好みで
3.混ぜる


【 レビュー 】

どら焼きで作ったおしるこ
どら焼きおしるこ

不味くはないかも……と思ったりしましたが、やっぱり不味い気がします。微妙なマズさです。

どら焼きの皮は意外とボリュームあります。改めて見ると、皮の分厚さに対してあんこがそんなに入っていません。
皮は溶けるのですがどろどろになって、なんというか甘いオートミールみたいな感じです。


【 まとめ 】

少なくとも、おしることは呼べる代物ではなくなったのは確かです。
どら焼きがおしるこにはならず、ガッカリです!


……というのは嘘で、本当は最初から上手く行かないことは予想出来ていました。

実はどら焼きおしるこに期待していたのは、次の「あんと皮、分離作戦」での成果でした。




どら焼きでおしるこ Part.2 - あんと皮、分離作戦 -


予想以上にどら焼きの皮が厚かったものの、おしるこにする上で皮が障害になることは計算のうちでした!

あんこだけお湯で溶けば、小豆の純度が高くなっておしることしても美味しくなり、また、皮はホットケーキみたいで、別に食べても美味しいはず……!!

そう予想して、あんこと皮を分離した上で、あんこだけでおしるこを作ってみることにしました。


【 作り方 】

どら焼きのあんこだけでおしるこを作る

1.どら焼きの皮を剥がす
2.中のあんこだけを、スプーンで容器に移す
3.熱湯を注ぐ


【 レビュー 】

どら焼きのあんこだけで作ったおしるこ
どら焼きのあんこだけで作ったおしるこ

あんこだけで作ったところ、普通におしるこになりました。美味しい!

しかし、どら焼きは皮同士、また皮とあんが、予想していたより遥かに密着していて、ハンバーガーのパンズとハンバーグみたいには、簡単に分離してくれません。

皮は脆いので綺麗には剥がれず、ダンボールから宅配便の送り状を剥がす時のように、端から少しずつ、破って剥がしてを繰り返しながらの作業となりました。もちろん、手はベタベタに。


【 まとめ 】

手間と時間がかかり、ホットケーキ部分はボロボロ。
手も汚れ、水が十分に使えない山の上ではやっていられないと思う。

この方法は実用性がなく、却下するしかありません。




総括


「行動食にもなって、おしるこにもなる食材を発掘する」という目的でしたが、散々な結果となりました。
今回の結果をおさらいして、独断と偏見で評価してみます。


■ 最中おしるこ

(最中)
・携帯性 ★★★☆☆(崩れる)
・日持ちの良さ ★★★★☆(冬なら問題なし)
・行動食として ★★☆☆☆(食べづらいと思う)
(おしるこにした時)
・調理の簡単さ ★★★★★(混ぜるだけ)
・おしることして美味しいか ★★★★☆(普通に美味しい)

最中は、行動中は口が乾いていて食べられないと思う。また、皮がボロボロでテント内を汚してしまう可能性がある。
でも、「そのままでもおやつになり、おしるこにもなる食材」として工夫次第では、山行の際に欠かせないアイテムになるかもしれません。



■ どら焼きでおしるこ - そのまんま編 -

(どら焼き)
・携帯性 ★★★★★(パッキングしても潰れる程度)
・日持ちの良さ ★★★★☆(冬なら問題なし)
・行動食として ★★★★★(最高!)
(おしるこにした時)
・調理の簡単さ ★★★★★(混ぜるだけ)
・おしることして美味しいか ★★☆☆☆(多分不味い、オートミールのよう)

どら焼きをそのままおしるこにすることは、素直に諦めて下さい。
その代わり行動食として、これからも活躍してくれるはずです!



■ どら焼きでおしるこ Part.2 - あんと皮、分離作戦 -

(どら焼き)
・携帯性 ★★★★★(パッキングしても潰れる程度)
・日持ちの良さ ★★★★☆(冬なら問題なし)
・行動食として ★★★★★(もちろん最高!)
(おしるこにした時)
・調理の簡単さ ★☆☆☆☆(とてもやってられない)
・おしることして美味しいか ★★★★☆(普通に美味しい)

あんこと皮を分離するのは、面倒な作業です。
剥がすのに何か画期的な方法があれば、理想的な「行動食にもなって、おしるこにもなる食材」になります。
それが発見されるまでは、そのままどら焼きとして食べた方が良さそうです。





以上、いろいろと思うようには行きませんでしたが、何かの参考になれば幸いです。








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