山とスキーとローゼンメイデン

登山、スキーについてのブログです。 また、ローゼンメイデンについての記事も書いています。

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ROCK & SNOW No.59

- ロックアンドスノー 2013春号 -

ロクスノ2013年春号(通巻第59号)が3月6日に発売されました。






特集は「日本の名ルート100」。本誌で数年ごとに組まれる特集で、日本全国の各エリアから100本のフリークライミングのルートをよりすぐって紹介するという企画。(100名山同様に)この100本以外にも良いルートはあるがクライマーたちにとって1つの目安・目標になればいい、という意図に基いて紹介しているようだ。
この「名ルート100」は数年ごとにこまめに改定されている。というのも、フリークライミングのルートは開拓されたり、逆に閉鎖や登攀禁止などによる人的理由による流動が激しいからだそうで、そういう意味で「深田久弥の100名山」というよりは「ミシュランの格付け」に近い企画である、と執筆者は言う。今回からは選定するルートのグレードを5.9から5.13aに限定して、より多くの人を対象にした企画となった。


シリーズ連載・クライミング道場は「決めろ、かき込めヒールフック」。ヒールフックに関する技術指南記事で、ホールドに対してヒールを何度くらいでひっかければ良いかとか、股関節に意識を向ける必要性まで説いていて参考になります。また、自宅でイスでできるヒールフックの練習法もイラストとともに記載されている。


ノルウェーの「The Change」をアダム・オンドラが5週間に渡るチャレンジの末に撃墜し、このルートに5.15cのグレードを与えるに至ったレポートも読み応えがある。「5.15bにしてはハードすぎる」、というオンドラの言葉はインパクト絶大だしカッコ良い!(今このセリフを言えるのは、世界に2人だけですね)。


特別レポート「キャシャール南ピラーの初登」も掲載。花谷泰広さん、馬目弘仁さん、青木達哉さんの3名による南ピラー初登攀の記録で、登攀6日目にキャシャール山頂に到達するまでの経緯を綴る。いかにも正統なアルパインクライミングって感じのする山行記録です。

ちなみに2013年4月、この登攀に対してピオレドール賞が贈られました。
 → 馬目弘仁率いる隊がキャシャール峰南ピラー初登攀でピオレドールを受賞
(この受賞に関しては、次のロクスノに詳しく紹介されると思われます)


次号の発売日は、
2013年6月6日(木)



『ROCK & SNOW 2013春号 No.59』

定価 1,400円 (1,333円+税)
発行 2013年3月6日 発売
出版社 山と渓谷社
URL http://www.yamakei.co.jp/products/2812906222.html






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ROCK & SNOW No.58

- ロックアンドスノー 2012冬号 -

ロクスノ2012年冬号(通巻第58号)が12月6日に発売されました。






第1特集は「日本のボルダー 名課題」。北海道から九州までのエリアから、地元クライマーに推薦してもらったという165の課題を掲載。

第2特集は「山岳滑降の現在形2012」、自分的にはこの号の本命記事です。2人のビッグマウンテン・ライダー、ザビエル・デ・ラ・ル(Xavier De Le Rue - ボード、フランス)とアンドレアス・フランソン(Andreas Fransson - アルペンスキー、スウェーデン)のエクストリームへ挑戦する姿勢やモチベーション維持方法、コンディションの整え方などを紹介している。特にフランソンの記事は、2011年のデナリ南壁を初滑走した時の様子を克明に紹介していて興味深い。
その他にも日本のトップライダーたちがボード、アルペンスキー、テレマークの山岳滑走道具紹介もしている。ただ、アルペンの軽量化、テレマークの太板化という傾向は相変わらずで、これに関しては特に目新しい情報はない。



◆ 本誌とは関係ないが、ザビエル・デ・ラ・ルの最新ドキュメンタリー作品『WHITE NOISE』が公開されてたのでご紹介です。山ボーダーでなくても楽しめる20分映像。

"White Noise - full movie - Japanese subtitles" from TimeLine Films on Vimeo.


◆ こちらは、アンドレアス・フランソンのデナリ南壁初滑走に挑んだ際の映像。

First ski descent on Denali south face by Andreas Fransson from Bjarne Salén on Vimeo.






シリーズ連載・プロがすすめるスタンダード技術は「衝撃力(インパクトフォース)を理解しよう」という内容。墜落した際にクライマーとビレイヤーにかかる衝撃力は、ロープなどに係数、落下係数、ダイナミック係数があると説明し、このうちクライマーとビレイヤーが実際にコントロールできるのは落下係数とダイナミック係数の2つだという。結論を言うと衝撃を和らげるには、ロープは新しいものを使うこと、それと確実に適切な間隔でプロテクションをセットしていくという当たり前に思えるような結びになっているが、重要な割にあまり触れる機会のない内容だと思うので、ぜひ目を通してみてください。

同じくシリーズ連載、ジャックさんが書いているクライミング道場は「クライマーの羽・肩甲骨ではばたこう」というもの。肩甲骨の使い方を視覚的で直感的に書いた説明したもので、とてもイメージしやすいです。初~中級者向けの内容で多くの人が参考にできますし、その他、たとえばクライミングの指導に当たっている立場の人も教え方の参考にできるかと思います。


次号の発売日は、
2013年3月6日(水)



『ROCK & SNOW 2012冬号 No.58』

定価 1,400円 (1,333円+税)
発行 2012年12月6日 発売
出版社 山と渓谷社
URL http://www.yamakei.co.jp/products/2812906221.html






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ROCK & SNOW No.57

- ロックアンドスノー 2012秋号 -

ロクスノ2012年秋号(通巻第57号)が9月6日に発売されました。






特集は「世界のクライミング記録 最前線」、セロ・トーレのボルト撤去やアラスカの大縦走などを紹介しているが、やはりメインはフリークライミングの最高グレードについて。 2001年にクリス・シャーマによって5.15の壁がついに撃墜されて10年経つが、現在でも人類の到達している最高のグレードは5.15b。 本誌の記者も言っているが、人類の登攀能力の限界値に近づき頭打ちになっていることは間違いないらしい。 もっともそれは頂点を極めた人たちの話であって、多くの一般的なクライマーは、登りこむほど自分の最高グレードを上げていける可能性があると思う。
この特集の中でアダム・オンドラのインタビューが載っていて (本誌インタビューではなく、kairn.comによる取材の翻訳らしい)、そのクライミング動画がこちら。


Adam Ondra climing in the Flatanger cave in Norway from Ove Magne Ribsskog on Vimeo.




ボディケア相談会は「『腕の痛みを取る』 (前編)」。 クライミングをやる上で避けられない筋肉や腱の痛みをできるだけ軽減させようという記事です。 痛みを無くすのは無理なので、まず体のどこの部位が損傷を受けているかをなるべく正確に把握して、ストレッチによる痛みへの対処、それからキネシオテープによるテーピングで軽減させる方法を紹介している。 日頃、痛みと戦っている方はもちろん、そうでもない方も参考にしてみてください。
しかしキネシオテープって、ハイキングでもバックカントリーでも活躍する機会は多いですが、効果的にテーピングするのって結構難しい気がします・・・ (サポーターを使うと楽なので、なかなかテーピングを覚えられない)。


今号には久しぶりにDVDがふろくとして付いています (価格アップなし、定価のまま)。 クライミングだけじゃなくてケービング等、様々な山行形態を収録しているので面白いです。 YouTubeやVimeoなどで気楽に本格的なクライミングや滑走動画を見られる時代ですが、収録時間が長いのはDVDならではだと思います。


次号の発売日は、
2012年12月6日(木)



『ROCK & SNOW 2012秋号 No.57』

定価 1,400円 (1,333円+税)
発行 2012年9月6日 発売
出版社 山と渓谷社
URL http://www.yamakei.co.jp/products/2812906220.html






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