山とスキーとローゼンメイデン

登山、スキーについてのブログです。 また、ローゼンメイデンについての記事も書いています。

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おしるこって美味しいですし、温まります。

冬山ではもちろん、夏山でも肌寒い夕方などには相当なご馳走です (下界で言えば、エビフライのついたハンバーグぐらいすごいご馳走!)。

というわけで、今回は「山でおしるこを食べる」編です。


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今回はこのカップでおしるこ作り


山へ持っていくので、条件はあります。

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  ・携帯性(重量、嵩、パッキングした時の強度)
  ・日持ちの良さ
  ・調理の簡単さ(手間がかからない、燃料や水をあまり使わない)

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山食の条件としては当然のものです。

ここで、フリーズドライになったおしるこが最有力候補として浮上するわけですが、今回は敢えてもう一縛りつけて、

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  ・汎用性がある(そのまま食べられる、調理不要で行動食にもなる)
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という条件を追加します。


つまり、行動食にもなって、おしるこにもなる食材を発掘すること、が今回の目的です。

というわけで、おしるこにしかならない「フリーズドライのおしるこ」には、融通の利かない贅沢品というレッテルを貼らせて頂き、ここから除外します。



上記条件を満たすものとして、今回は最中(もなか)どら焼きに白羽の矢を立てました。
使ったカップの容量は250ml、最中もどら焼きもスーパーやコンビニで売っている安い製品を使いました。

最中とどら焼き



  ▼目的 : 行動食にもなって、おしるこにもなる食材を発掘すること




最中でおしるこ


最中でおしるこを作るのはポピュラーなやり方らしく、いろいろな媒体でも紹介されています。それだけに、おしるこの完成度に期待できます。
今回チョイスしたのは安い最中、スーパーで8個入り300円程度で売られているものです。


開封した最中


重さは37g、カロリーは110kcal。


【 作り方 】

最中でおしるこを作る

1.適当に割る……容器に入れるためと溶きやすくするため
2.熱湯を注ぐ……適当に、濃さなど好みで
3.混ぜる


【 レビュー 】

最中で作ったおしるこ
最中で作ったおしるこ

おしるこ美味しい! 最中の皮が溶けこんで、ほど良くトロみが出ます。
安くて簡単だし。

最中の種類は、中はあずきだけのものが良い。
餅入りというものがあって、おしるこにするのにぴったりじゃん!と思って試したのですが、小豆の量が少なくて、おしるこにするとあまり美味しくありませんでした。


【 まとめ 】

最中から作ったおしるこは、美味しいものです。

ただし、最中自体は、行動食やビバーク中のおやつとしては、不合格だと思われます。
というのも、携行中に皮がボロボロになること間違いないですし、口が乾いていると口の中に張り付いてしまいそうですし、喉に引っかかってむせてしまいそう。行動中に食べたくなるような食品でもありません。

最中が行動食やおやつにならないということは、つまり、おしるこ専用のために持っていくということになります。それだったら、おしるこのフリーズドライを持っていくのと変わらない気もします(普段、最中をあまり食べないし山にも持っていかないので、今回、買ってきて初めてそこに気がつきました)。




どら焼きでおしるこ


お次は、(自分の中では)冬山の行動食の王様、どら焼きです。
どら焼きはカロリーも十分で、最中と違いしっとりとしていて、行動中でも食べやすい。

大抵の場合は一回の休憩で半分だけ食べることにしていますが、その際、手で割っても綺麗にパカっと真っ二つになってくれます。


開封したどら焼き


そんな行動食の優等生であるどら焼きが、美味しいおしるこになってくれれば、人生の何分の一かの悩みは消えるはず、そういう淡い期待を抱いての挑戦でした。

1個の重さは80g、エネルギー288kcal (たんぱく質:5.9g、脂質:2.7g、炭水化物:60.0g、ナトリウム:102mg)


【 作り方 】

どら焼きでおしるこを作る

1.適当に割る……容器に入れるためと溶きやすくするため
2.熱湯を注ぐ……適当に、濃さなど好みで
3.混ぜる


【 レビュー 】

どら焼きで作ったおしるこ
どら焼きおしるこ

不味くはないかも……と思ったりしましたが、やっぱり不味い気がします。微妙なマズさです。

どら焼きの皮は意外とボリュームあります。改めて見ると、皮の分厚さに対してあんこがそんなに入っていません。
皮は溶けるのですがどろどろになって、なんというか甘いオートミールみたいな感じです。


【 まとめ 】

少なくとも、おしることは呼べる代物ではなくなったのは確かです。
どら焼きがおしるこにはならず、ガッカリです!


……というのは嘘で、本当は最初から上手く行かないことは予想出来ていました。

実はどら焼きおしるこに期待していたのは、次の「あんと皮、分離作戦」での成果でした。




どら焼きでおしるこ Part.2 - あんと皮、分離作戦 -


予想以上にどら焼きの皮が厚かったものの、おしるこにする上で皮が障害になることは計算のうちでした!

あんこだけお湯で溶けば、小豆の純度が高くなっておしることしても美味しくなり、また、皮はホットケーキみたいで、別に食べても美味しいはず……!!

そう予想して、あんこと皮を分離した上で、あんこだけでおしるこを作ってみることにしました。


【 作り方 】

どら焼きのあんこだけでおしるこを作る

1.どら焼きの皮を剥がす
2.中のあんこだけを、スプーンで容器に移す
3.熱湯を注ぐ


【 レビュー 】

どら焼きのあんこだけで作ったおしるこ
どら焼きのあんこだけで作ったおしるこ

あんこだけで作ったところ、普通におしるこになりました。美味しい!

しかし、どら焼きは皮同士、また皮とあんが、予想していたより遥かに密着していて、ハンバーガーのパンズとハンバーグみたいには、簡単に分離してくれません。

皮は脆いので綺麗には剥がれず、ダンボールから宅配便の送り状を剥がす時のように、端から少しずつ、破って剥がしてを繰り返しながらの作業となりました。もちろん、手はベタベタに。


【 まとめ 】

手間と時間がかかり、ホットケーキ部分はボロボロ。
手も汚れ、水が十分に使えない山の上ではやっていられないと思う。

この方法は実用性がなく、却下するしかありません。




総括


「行動食にもなって、おしるこにもなる食材を発掘する」という目的でしたが、散々な結果となりました。
今回の結果をおさらいして、独断と偏見で評価してみます。


■ 最中おしるこ

(最中)
・携帯性 ★★★☆☆(崩れる)
・日持ちの良さ ★★★★☆(冬なら問題なし)
・行動食として ★★☆☆☆(食べづらいと思う)
(おしるこにした時)
・調理の簡単さ ★★★★★(混ぜるだけ)
・おしることして美味しいか ★★★★☆(普通に美味しい)

最中は、行動中は口が乾いていて食べられないと思う。また、皮がボロボロでテント内を汚してしまう可能性がある。
でも、「そのままでもおやつになり、おしるこにもなる食材」として工夫次第では、山行の際に欠かせないアイテムになるかもしれません。



■ どら焼きでおしるこ - そのまんま編 -

(どら焼き)
・携帯性 ★★★★★(パッキングしても潰れる程度)
・日持ちの良さ ★★★★☆(冬なら問題なし)
・行動食として ★★★★★(最高!)
(おしるこにした時)
・調理の簡単さ ★★★★★(混ぜるだけ)
・おしることして美味しいか ★★☆☆☆(多分不味い、オートミールのよう)

どら焼きをそのままおしるこにすることは、素直に諦めて下さい。
その代わり行動食として、これからも活躍してくれるはずです!



■ どら焼きでおしるこ Part.2 - あんと皮、分離作戦 -

(どら焼き)
・携帯性 ★★★★★(パッキングしても潰れる程度)
・日持ちの良さ ★★★★☆(冬なら問題なし)
・行動食として ★★★★★(もちろん最高!)
(おしるこにした時)
・調理の簡単さ ★☆☆☆☆(とてもやってられない)
・おしることして美味しいか ★★★★☆(普通に美味しい)

あんこと皮を分離するのは、面倒な作業です。
剥がすのに何か画期的な方法があれば、理想的な「行動食にもなって、おしるこにもなる食材」になります。
それが発見されるまでは、そのままどら焼きとして食べた方が良さそうです。





以上、いろいろと思うようには行きませんでしたが、何かの参考になれば幸いです。








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今回は、山エサ定番の日清チキンラーメンについて。

もし統計をとれば、4、5日のテント泊山行をする際、そのうち1食か2食はインスタントラーメンにしているという結果が出るはずだ(多分)。単独行の人は特に。

インスタントラーメンは簡単に調理できて、時間や水や燃料を節約できることはもちろん、アルファ米、パスタと並んで貴重な山での炭水化物補給源だ。山の食事というのはつまるところ、この三大炭水化物源をいかにおかずと組み合わせ、ローテーションさせていくかという点に尽きる……とは断言出来ないが、それに近いものがある。





【 チキンラーメンは砕いて、ジップ袋に詰める 】


数あるインスタントラーメンの中でも、なぜチキンラメーンがいいかというと、麺自体に味がついてるからです。そこが肝。

スープが別ではないので、何袋かを一気に粉砕して、1つの大きめのジップ袋にまとめるということが出来ます。
そうすることで、その時の気分に応じて適量をそのジップ袋から出し、量を調整しながら調理できます。余らせて無駄にすることも、食べ足りないということも減ると思います。


チキンラーメンinジップロック
チキンラーメンは砕いてジップロックに入れられるので、とても便利!


ラーメンを砕いて持っていくと、以下のようなメリットとデメリットがあります。


■ 長所
 ・パッキングの際、嵩張らない。袋ごと持っていくのに比べると、3分の1程度の嵩になるはず。また、流動的で隙間にも詰めやすくなる。
 ・食べたい量だけを食べられる。量が調整できるので間食にもなる。
 ・茹でる時間が減り、燃料と水の節約にもなる。
 ・大きなコッヘルが必要ない。
 ・味噌汁やスープと組み合わせて、味のバリエーションを楽しめる。
 ・行動食やおやつとして、そのままつまんで食べられる(ちょっとカラいけど)。

■ 短所
 ・砕いてあるので箸では食べづらい、武器はスプーンを。



【 レビュー 】


・カロリーは375kcal(1袋85gあたり)。麺を油で揚げてあるのでカロリーは高く、炭水化物や脂肪の含有量も満足。
・上記のように砕いてジップ袋に入れて行くことで、携帯性は抜群に上がる。すでに粉々なので、移動中も気にしなくても済む。
・開封してジップ袋に移し替えても、山行期間中は余裕で持つ。ただ、油で揚げたもの(麺)は酸化するので、こればかりは賞味期限を守ったほうが良いと思う。
・安いし、どこでも買えるのがすばらしい。

【 独断評価 】


カロリー★★★★★
美味しさ★★☆☆☆
たべやすさ★★★☆☆
携帯性★★★★☆
入手しやすさ★★★★★
値段(安さ)★★★★★

これは、優良ヤマエサです!



【 栄養成分表 】

1食(85g)当たり
エネルギー375kcal
たん白質8.3g
脂質13.7g
炭水化物54.7g
ナトリウム2g
ビタミンB10.66mg
ビタミンB20.77mg
カルシウム312mg

日清食品・製品情報サイト



【 まとめ 】

カロリーが高く、食事、非常食、おやつ、または行動食にもなるので、装備に加えても損はないものだと思います。粉々にして持って行けば、荷物にもなりませんし。

チキンラーメンマン
(オリジナル)新マスコットキャラ・チキンラーメンマン






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冬山では、いろいろな料理の種となるペミカン

山におけるペミカンとは、ズバリ料理の種。持ち運びがラクで保存も利き使い勝手も良く、いろいろな料理に変わるというオールマイティーでオールインワンの機能的固形食材です。

肉や野菜を炒めてジップ袋などに入れ、ラードやバターで固めて冷凍するだけ。これで完成。
店では売っていません。


[にんじん+たまねぎ+じゃがいも+肉] で作るのがポピュラーです。
あとは、好きなものでも加えてください。肉は普通、豚や牛を使いますがこれも好きなように。量や比率なども好みで。要は、自分や仲間が食べるものなので、好きにやれということで。

固める油は、昔は豚脂(ラード)が使われていたそうですが、最近はバターを使う人が多いみたいです。


山ではこれを適当な分量に取り分け、沸かした湯に放り込み、そこにカレー粉やクリームシチューの元や味噌など入れるだけ。これで、カレー、シチュー、豚汁などが出来上がります。




【 独断評価 】
カロリー★★★★★
美味しさ★★☆☆☆
たべやすさ★★★☆☆
携帯性★★★★★
入手しやすさ★★★☆☆
値段(安さ)★★★★☆




【 材料 】
バター200g1470 kcal
にんじん大1本60 kcal
たまねぎ2個120 kcal
じゃがいも中3個g100 kcal
豚肉こまぎれ250g500 kcal
にんにく少々 
塩・こしょう少々 
合計2250 kcal


これで4~6人分のペミカンになります。


【 作り方 】

1.野菜を切る。やや細かく切ったほうが使い勝手がよくなる。
2.フライパンか鍋に油をしき、野菜と肉を炒める。塩とコショウを多めにふる。
3.よく炒めたら火を止め、少し冷めたらジップつきの袋に入れる。
4.バターを溶かし、固まる前に炒めた野菜や肉を入れたジップ袋に注ぐ。
5.少し置いたら冷凍庫で冷やす。

[補足]
・保存食を作るので、塩とコショウは多めに。
・このくらいの量で作るのなら、ステップ3ではジップロック(中サイズ)2袋に分けるくらいがいいかも。
・バターはフライパンで直火で溶かそうとすると焦げますので、湯煎で。


091123_01.jpg
細かくないみじん切りやブロック状に切ると良い


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水分を飛ばすつもりで、よく炒める


091123_04.jpg
炒めた肉と野菜を入れた袋に、溶かしたバターを流し込む






【 まとめ 】
冷凍庫の中で行動するような冬山山行ならではの食材です。
レトルトよりも便利でカロリーも高くゴミも出ないので、絶対おすすめ。

でも……
便利だけど、大量に作って家で使おうと思わないほうがいいです。料理は脂ギトギトになるし、はっきり言うと不味い(でも、山でだと結構いける!)。


元気の出る山の食事 [ヤマケイ山学選書]
元気の出る山の食事
[ヤマケイ山学選書]




※ペミカンの本来的な意味 (wikipedia より)

ペミカン(pemmican)は、カナダ及びアメリカに先住するインディアンたちの伝統的な保存食。携帯保存食の一種である。
ペミカンは、加熱溶解した動物性脂肪に、粉砕した干し肉とドライフルーツなどを混ぜ、密封して固めることで保存性を高めた食品である。毛皮交易の際に携帯保存食として広く利用され、後にロバート・スコットやロアール・アムンセンのような極地探検家の間で高カロリー食品として利用された。適切に包装されたペミカンは、長期間保存することができた。


"ペミカン." Wikipedia, . 26 9月 2009, 18:00 UTC. 23 11月 2009, 14:24
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%9A%E3%83%9F%E3%82%AB%E3%83%B3&oldid=28188335.

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