山とスキーとローゼンメイデン

登山、スキーについてのブログです。 また、ローゼンメイデンについての記事も書いています。

ROCK & SNOW No.60

- ロックアンドスノー 2013夏号 -

ロクスノ2013年夏号(通巻第60号)が6月6日に発売されました。






特集は「五段の世界」、国内のボルダリング難題特集です。 五段は、リードクライミングの難易度に換算すると5.14cや5.14dあたりに相当する、らしい。 段をデシマルに言い直したところで「撃墜不可能」度が想像しやすくなるだけ、というくらい、自分にとっては未知の領域の話だ (悲しいけど)。 そういう自分みたいな人にとっては技術的情報的な意味での実用記事というより「読み物」記事となってしまうのだが、もちろん読み物だとしてもそこには価値がある。
現実にそういうグレードを登る人類が存在するというのは刺激になるし、わずかながら自分に可能性を感じることができる。 5.14台は無理でも.13ならなんとかなるかもと勇気づけられます。 要するに、自分の趣味や志向してる雑誌に載ってる記事というのは、大抵「実用記事」として活用できると思う次第です。 言うまでもなく、ルート情報的な意味で活用できれば一番良いのですけれど・・・。

第2特集は「ホールディングを考える 五本の指の使い方」。 指のメカニズムを詳しく分かりやすく紹介している記事です。 当然のことだけど、指というのは体から独立したパーツではない。 脳からの電気信号を受けて指は動き、その際にボディや腕の筋肉・腱とも連動する。 本記事では、例えば人指を動かす時は腕のどこの筋肉を使うかとか、中指は体に対してどのような向きになった時に最大限の保持力を発揮するかなどを図解で説明する。
こういう知識は無理に実行しようとすると、却って不自然な体勢になってしまったり、今まで上手く行ってたことが出来なくなってしまうのだが、頭の片隅に置いておくと、いざ、そういう状況に出くわした時に「あれは、こういうことを言っていたのか」 と天啓を得た気分になったりする。 また、すぐにパキってしまう人も読んでおくと良いかも。 これは必ずあとで読み返したくなると思う記事です。


次号の発売日は、
2013年9月6日(金)



『ROCK & SNOW 2013夏号 No.60』

定価 1,400円 (1,333円+税)
発行 2013年6月6日 発売
出版社 山と渓谷社
URL http://www.yamakei.co.jp/products/2812906223.html






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ROCK & SNOW No.59

- ロックアンドスノー 2013春号 -

ロクスノ2013年春号(通巻第59号)が3月6日に発売されました。






特集は「日本の名ルート100」。本誌で数年ごとに組まれる特集で、日本全国の各エリアから100本のフリークライミングのルートをよりすぐって紹介するという企画。(100名山同様に)この100本以外にも良いルートはあるがクライマーたちにとって1つの目安・目標になればいい、という意図に基いて紹介しているようだ。
この「名ルート100」は数年ごとにこまめに改定されている。というのも、フリークライミングのルートは開拓されたり、逆に閉鎖や登攀禁止などによる人的理由による流動が激しいからだそうで、そういう意味で「深田久弥の100名山」というよりは「ミシュランの格付け」に近い企画である、と執筆者は言う。今回からは選定するルートのグレードを5.9から5.13aに限定して、より多くの人を対象にした企画となった。


シリーズ連載・クライミング道場は「決めろ、かき込めヒールフック」。ヒールフックに関する技術指南記事で、ホールドに対してヒールを何度くらいでひっかければ良いかとか、股関節に意識を向ける必要性まで説いていて参考になります。また、自宅でイスでできるヒールフックの練習法もイラストとともに記載されている。


ノルウェーの「The Change」をアダム・オンドラが5週間に渡るチャレンジの末に撃墜し、このルートに5.15cのグレードを与えるに至ったレポートも読み応えがある。「5.15bにしてはハードすぎる」、というオンドラの言葉はインパクト絶大だしカッコ良い!(今このセリフを言えるのは、世界に2人だけですね)。


特別レポート「キャシャール南ピラーの初登」も掲載。花谷泰広さん、馬目弘仁さん、青木達哉さんの3名による南ピラー初登攀の記録で、登攀6日目にキャシャール山頂に到達するまでの経緯を綴る。いかにも正統なアルパインクライミングって感じのする山行記録です。

ちなみに2013年4月、この登攀に対してピオレドール賞が贈られました。
 → 馬目弘仁率いる隊がキャシャール峰南ピラー初登攀でピオレドールを受賞
(この受賞に関しては、次のロクスノに詳しく紹介されると思われます)


次号の発売日は、
2013年6月6日(木)



『ROCK & SNOW 2013春号 No.59』

定価 1,400円 (1,333円+税)
発行 2013年3月6日 発売
出版社 山と渓谷社
URL http://www.yamakei.co.jp/products/2812906222.html






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ROCK & SNOW No.58

- ロックアンドスノー 2012冬号 -

ロクスノ2012年冬号(通巻第58号)が12月6日に発売されました。






第1特集は「日本のボルダー 名課題」。北海道から九州までのエリアから、地元クライマーに推薦してもらったという165の課題を掲載。

第2特集は「山岳滑降の現在形2012」、自分的にはこの号の本命記事です。2人のビッグマウンテン・ライダー、ザビエル・デ・ラ・ル(Xavier De Le Rue - ボード、フランス)とアンドレアス・フランソン(Andreas Fransson - アルペンスキー、スウェーデン)のエクストリームへ挑戦する姿勢やモチベーション維持方法、コンディションの整え方などを紹介している。特にフランソンの記事は、2011年のデナリ南壁を初滑走した時の様子を克明に紹介していて興味深い。
その他にも日本のトップライダーたちがボード、アルペンスキー、テレマークの山岳滑走道具紹介もしている。ただ、アルペンの軽量化、テレマークの太板化という傾向は相変わらずで、これに関しては特に目新しい情報はない。



◆ 本誌とは関係ないが、ザビエル・デ・ラ・ルの最新ドキュメンタリー作品『WHITE NOISE』が公開されてたのでご紹介です。山ボーダーでなくても楽しめる20分映像。

"White Noise - full movie - Japanese subtitles" from TimeLine Films on Vimeo.


◆ こちらは、アンドレアス・フランソンのデナリ南壁初滑走に挑んだ際の映像。

First ski descent on Denali south face by Andreas Fransson from Bjarne Salén on Vimeo.






シリーズ連載・プロがすすめるスタンダード技術は「衝撃力(インパクトフォース)を理解しよう」という内容。墜落した際にクライマーとビレイヤーにかかる衝撃力は、ロープなどに係数、落下係数、ダイナミック係数があると説明し、このうちクライマーとビレイヤーが実際にコントロールできるのは落下係数とダイナミック係数の2つだという。結論を言うと衝撃を和らげるには、ロープは新しいものを使うこと、それと確実に適切な間隔でプロテクションをセットしていくという当たり前に思えるような結びになっているが、重要な割にあまり触れる機会のない内容だと思うので、ぜひ目を通してみてください。

同じくシリーズ連載、ジャックさんが書いているクライミング道場は「クライマーの羽・肩甲骨ではばたこう」というもの。肩甲骨の使い方を視覚的で直感的に書いた説明したもので、とてもイメージしやすいです。初~中級者向けの内容で多くの人が参考にできますし、その他、たとえばクライミングの指導に当たっている立場の人も教え方の参考にできるかと思います。


次号の発売日は、
2013年3月6日(水)



『ROCK & SNOW 2012冬号 No.58』

定価 1,400円 (1,333円+税)
発行 2012年12月6日 発売
出版社 山と渓谷社
URL http://www.yamakei.co.jp/products/2812906221.html






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