山とスキーとローゼンメイデン

登山、スキーについてのブログです。 また、ローゼンメイデンについての記事も書いています。

ソウルスライド2011



『ソウルスライド 2011』


テレマークスキーの唯一の専門雑誌『ソウルスライド』が発売!

年に一度刊行されるソウルスライドも、6号目となりました。
もちろん今回も内容充実のDVDつき!!これで1500円は安いです。


■ 付録DVD

まずは付録のDVD。
ソウルスライドのDVDは毎号充実していますが、今回は、特に充実してます。

「The Haute Route」
1トラック目はオートルート。本誌と連動してした企画。
サースフェーからツェルマットを通って、シャモニに至るクラシックルートの完全制覇の記録を収めている。

でも!、誰もテレマークを履いていない!!
でも、本場アルプスの雄大な景色には魅了される!

ちなみに、"Haute Route"(仏)を翻訳サイトで英訳すると、"High Road"(英)となります。

「藤川健のBumps Bumps Bumps」
フジケンさんが、バンプを滑りまくる映像。
自分は去年に引き続き今年もバンプを課題にしているので、個人的に超ミラクル・クリーンヒットな企画です!
観てるだけでも面白いです、これ。

やっぱり、フジケンさんすごい!

「TAJ公認指導員合格へのステップ」
公認指導員を受験する人へ向けた企画だが、初心者にとっても、大変参考になると思われる企画。

というのは、指導員は誰にでも分かりやすいようにお手本を滑る必要に迫られる。
なので、抜重で伸び上がったり体重移動したり、板をフラットにしたり切り替えたり、はっきりと様子が分かるように、確実に滑れることも公認指導員試験の採点基準になっている。

このDVDの映像もその採点基準に則して、オーバーアクション気味でゆっくりな滑りを意識してくれている。初心者から自分の滑りを確認したい経験者まで参考になると思う。
また、連動企画なので、詳細を本誌でじっくり読むこともできる。


その他、白馬の樹林帯滑走や大雪山のバーンを滑走するシーンなど、見ているだけでテンションが上がりそうな映像が満載!


ソウルスライド2011付録DVD


  [DVD]
  ALLリージョン
  片面一層
  16:9



■ SOUL SLIDE 本誌

「激ファットスキーテスト2011」では、栃内譲氏や川上敦氏など4名がファット板のレビュー、レポートを書いている。いざ太板に挑戦!という時には、間違いなく参考になる。4名による座談会の記事もあり。

技術特集の「TAJ公認指導員合格へのステップ」は、本格的な技術指導の特集となっている。プルークボーゲンやテレマークターン、悪雪では必須となるステップ・ターンなど、それぞれの要領が記され、陥りやすいミスを箇条書きにして示している。さらにアドバイスや、良い例と悪い例の連続写真も掲載、相当わかりやすい内容となっている。

他にもツアーの記録やテレマーカーたちの生態など、モチベーションを高めてくれる記事がいっぱい!

年に1号しか出ないですし、テレマークをやる人なら買っておきたい1冊です。




    ●A4変型
    ●140ページ・DVD64分
    ●1,575円(税込)
    ●2010.11.12 発行
    ●出版社: スキージャーナル<公式ページ






関連記事
『ソウルスライド 2010』
2009年11月30日発売 定価1500円 + 税

テレマークスキーの唯一の専門雑誌『ソウルスライド』が発売されました。1年に1刊、今年で5号目となります。
DVDがついて1500円とかなりお得です!


ソウルスライド 第5号 (2010)―Freeheel skiining Magazine (SJテクニックシリーズ No. 92)
ソウルスライド 第5号 (2010)
Freeheel skiining Magazine



■ 本誌

写真も綺麗だが、今号は特集記事が親切。初心者向け特集のようにも見えるけど、長く山をやってきた人が読んでも、見落としていることがあることに気がつかされるかも。これをキッカケに、そういう盲点となっていた部分を埋めていけるかもしれません。

例えば、レイヤリング。
「山で凍えないために知っておきたいウェアの知識と工夫」という特集では、永島のヒデさんと、そしてかの北田啓郎さんが、汗対策について語っている。
レイヤードシステムと聞くと多くの人が、ベースレイヤーが肌に触れる一番下のレイヤーで、その上にミドル、一番外にアウターという層をすぐに思い浮かべると思う。でもご存知の通り、ベースレイヤーをどんなに高機能な吸水・速乾素材にしても、かいた汗を残さないなんて不可能だ。
そこで、ドライレイヤーという概念が出てきた、と北田さんは言う。これはファイントラック社の提唱するもので、アンダーウェアの下、肌に一番近いところに撥水加工を施したウェアを着込むことで、アンダーウェアが処理しきれなかった汗が皮膚に戻るのを防ぐという考え方。このアンダーウェア(ベースレイヤー)の中に着るウェアが、ドライレイヤーという層になる。具体的な製品名として北田さんは、フラッドラッシュスキンメッシュを挙げている(今のところ他に選択の余地がないという)。
汗冷えは、季節や登山形態に関わらず悩みの種。これはぜひ一度試してみたい、と思いました。




道具のインプレでは、それぞれのレイヤーのオススメや最新のウェアを紹介している。概念や機能は確実に進歩しているのだ。
勿論、すぐに飛びつく必要はないと思うけど、情報収集をコマメに行い、改善が出来そうなことであれば取り入れてみるのも良いだろう。
板やブーツの最新モデルも紹介。本誌では、ブーツはガルモントとブラックダイヤモンドのニューモデルに注目している。その他、ザックやビーコンも他誌より丁寧に紹介している。

「バックカントリーのABC」というバッカンの基本を紹介する特集はふろくのDVDとも連動していて、藤川健さんが書いている。シールをテキトーに扱っている人は参考になるかも。しかしこの記事、フジケンさんが書く必要あるのかな、と思ったり。

望月隆さんのノルウェーのどっかの山の滑走記録も良かったです。

要望を言えば、某塾長さんも紙面に登場して欲しいな~。
あと技術特集がちょっと物足りなかったけど、テレマークはいろいろな志向があるから、雑誌であれもこれもというわけには行かないのだろうね。


■ 付録DVD

付録とはいえ、かなり内容が充実している。
たっぷりパウダーの立山を滑走するシーンや、ニック・デボアの滑走映像も入っている。
去年や一昨年あった細板革靴の滑走がなくなってしまったのは残念。


総括すると、今年のソウルスライドは内容充実です。この値段でこの内容なら大満足!!エライっ



    ●A4変型
    ●138ページ・DVD73分
    ●1,575円(税込)
    ●ISBN 978-4-7899-6191-2
    ●2009.11.30 発行

    ●出版社: スキージャーナル<公式ページ


関連記事