山とスキーとローゼンメイデン

登山、スキーについてのブログです。 また、ローゼンメイデンについての記事も書いています。

ソウルスライド2012



『ソウルスライド 2012』


今年もテレマークスキーの専門ムック『ソウルスライド』が発売!

年に一度刊行されているソウルスライドも、通巻7号目となりました。
もちろん今回も、内容充実のDVDが付いています。



■ 付録DVD

まずは付録のDVD。
5つのトラックが収録されています。


Trip 「Colorado 10th Mountain Trails」
コロラド州 10th Mountain Trails のツアー記録。 レポートは永島ヒデさん。
このエリア名は、第2次世界大戦の頃、アメリカ軍の第10山岳師団が訓練していたことに由来するという。
DVDには、主に永島さんや現地同行ガイドたちのテレマーク滑走映像が収められている。 記録の詳細は本誌の方で・・・なかなか読み応えがあります!


Focus 「CENTRAL HOKKAIDO - 富良野岳・十勝岳・黒岳 -」
こちらも滑りまくっている映像を収録したトラック。 大雪山系のパウダーです。 テレマーカーは、上野岳光氏、餌取浩氏、住吉克也氏。
今週末にも板を担いでどこかの山へ登りたくなるような、そういう滑りを見せてくれています!


「上野岳光~心解き放つとき~」
上野岳光氏の滑りとインタビューの映像トラック。
アルペンからの転向ということで、滑走技術が高い方です。 この方はターンの際、腕というか肩を突き出して、上半身の回転(ひねり)が大きいのが特徴なように思えます。


「Side Country」
フジケンさんの滑りが堪能できます!
サイドカントリーということで、大バーンを滑走している映像はないのですが、それでもダイナミックで素晴らしい滑りです。


「What's? BC クロカン」
石木田さんがテレマークではなくクロカンを履いて、山を駆け巡ります。

クロカン板なのにエッジのついている板で滑ってるような、見事な滑り・・・(クロカン板で斜面を滑り降りるのは難しいですし、普通はターンもこんなに綺麗に決まらないと思う・・・)。

クロカンの難しさより軽快さというメリットだけが伝わってきます。 つい、クロカン板とブーツも欲しくなってしまうような映像です!



ソウルスライド2012付録DVD

  [DVD]
  54分 ステレオ
  ALLリージョン
  片面一層
  16:9




■ SOUL SLIDE 本誌

今号はツアーの記録がメインです。 恒例のテレマーカーたちの生態紹介なども掲載。
それらはテレマークの楽しさや醍醐味を思い出させてくれて、シーズンが始まった今、読者のモチベーションを高めてくれる。


一方で道具のインプレなど、テレマーク界の最新事情に関する記事が減ってしまいました。

板は、STYLUS、ELIXIR、STRANGE、BLAZER、DOUBLERを4人がインプレッション。 フリーライド用途のSTYLUSを除けば、ELIXIRだけがセンター幅82mm、あとはセンター100mm以上のファット系です。

それと意外だったのは、今さら(?)7tmのSTIパワービンディングのインプレッション記事を載せていたことです (見出しを見た時、新しいモデルが出たのかと思いました)。


技術特集としては、川上敦氏の「TELEMARK TIPS」を載せている。

アルペン出身のレーサー系テレマーカーはカッコいいですが、古い時代からのテレマーカーでいらっしゃる川上氏の記事も貴重だと思います。



前号までに比べるとパワーダウンしてる印象ですが、年に1号しか出ませんし、なにより貴重なテレマーク専門誌なので、テレマークやってる方なら購入して損のない1冊です!




    ●A4変型
    ●140ページ・DVD54分
    ●1,680円(税込)
    ●2011.11.28 発売
    ●出版社: スキージャーナル<公式ページ








【前号】
『SOUL SLIDE 第6号 - ソウルスライド 2011 -』感想・レビュー


関連記事

『岳人』 2011年12月号


第2特集は「パウダーを楽しむ山スキー」。パウダーならニセコじゃん、とは言わず、この特集では敢えて本州の、それも神楽、根子岳、戸隠などアプローチの良い目のメジャーなルートを紹介。この特集が目当てなら、特に目新しいことも載っていないので、今回の号は買う必要はないと思われる。しかし、岳人でこの特集が組まれると、いよいよシーズンに入るということを実感させられる。

MOUNTAINEERING SEMINARのシリーズ『続・山の法律学』、12回目の今回は「リスクとは何か」というテーマです。「安全」とは、社会的・法律的・あるいは経験的に危険性が少ないと判断される時に用いられる概念にすぎず、事故が起こらないことと同義ではない、と記事を書いている溝手氏は言う。
溝手氏はリスクの周知とリスク管理に言及し、原発問題も例として取り上げている。あくまで一つの解釈ではあるが、山に関係なく読み物として楽しめる記事だと思う。





∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
『岳人』 2011年12月号

定価 800円 (762円+税)
発行 2011年11月15日 発売
出版社 東京新聞

今月号の満足度: ★★★☆☆
(初冬は装備選びも迷う季節、そんな方はぜひこの号の第一特集を読んでみてください)
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴



『山と渓谷』 2011年12月号


特集は「冬山を始めるための3つの選択」。岳人も似たような特集を組んでいるが、この季節なら当然だ。記事にも書いてあるが、やはり未経験の人が雪山へ登るには、山岳会に入るのが一番手っ取り早いし、ステップアップも確実にできるし、お金もかからないと思います。
岳人の記事はある程度の雪山経験者向けで、この山渓の記事は無雪期オンリーだった人向けです。

山道具を紹介する「ギアトレック」では、インサレーションをとりあげている。ダウンや化繊などの中綿入りで、小さく収納できる防寒着。ミドルレイヤーとしても、また晴れている時の休憩時などにはアウターにもなる。年々フリースの影が薄くなって、ちょっとさみしい今日この頃・・・。

今回、yamakei onlineでアンケートを実施した「あなたはどの登山用具ブランドがお好き?」の集計結果も載せている。2691件の回答があったとか(自分もプレゼント欲しさに応募しました・・・)。年代別・性別ごとに雨具やザックや靴の嗜好傾向を調査したもので、正直、大体予想はできる結果でした。。興味がある方は読んでみてください。

12月号は恒例のカレンダーがついているので、定価は100円増しの1,100円。





∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
『山と渓谷』 2011年12月号

定価 1,100円 (1,048円+税)
発行 2011年11月15日 発売
出版社 山と渓谷社

今月号の満足度: ★★★☆☆
(次号は1月号恒例ふろく「山の便利帳」がつくので、売り切れ注意です)
∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴


関連記事
ソウルスライド2011



『ソウルスライド 2011』


テレマークスキーの唯一の専門雑誌『ソウルスライド』が発売!

年に一度刊行されるソウルスライドも、6号目となりました。
もちろん今回も内容充実のDVDつき!!これで1500円は安いです。


■ 付録DVD

まずは付録のDVD。
ソウルスライドのDVDは毎号充実していますが、今回は、特に充実してます。

「The Haute Route」
1トラック目はオートルート。本誌と連動してした企画。
サースフェーからツェルマットを通って、シャモニに至るクラシックルートの完全制覇の記録を収めている。

でも!、誰もテレマークを履いていない!!
でも、本場アルプスの雄大な景色には魅了される!

ちなみに、"Haute Route"(仏)を翻訳サイトで英訳すると、"High Road"(英)となります。

「藤川健のBumps Bumps Bumps」
フジケンさんが、バンプを滑りまくる映像。
自分は去年に引き続き今年もバンプを課題にしているので、個人的に超ミラクル・クリーンヒットな企画です!
観てるだけでも面白いです、これ。

やっぱり、フジケンさんすごい!

「TAJ公認指導員合格へのステップ」
公認指導員を受験する人へ向けた企画だが、初心者にとっても、大変参考になると思われる企画。

というのは、指導員は誰にでも分かりやすいようにお手本を滑る必要に迫られる。
なので、抜重で伸び上がったり体重移動したり、板をフラットにしたり切り替えたり、はっきりと様子が分かるように、確実に滑れることも公認指導員試験の採点基準になっている。

このDVDの映像もその採点基準に則して、オーバーアクション気味でゆっくりな滑りを意識してくれている。初心者から自分の滑りを確認したい経験者まで参考になると思う。
また、連動企画なので、詳細を本誌でじっくり読むこともできる。


その他、白馬の樹林帯滑走や大雪山のバーンを滑走するシーンなど、見ているだけでテンションが上がりそうな映像が満載!


ソウルスライド2011付録DVD


  [DVD]
  ALLリージョン
  片面一層
  16:9



■ SOUL SLIDE 本誌

「激ファットスキーテスト2011」では、栃内譲氏や川上敦氏など4名がファット板のレビュー、レポートを書いている。いざ太板に挑戦!という時には、間違いなく参考になる。4名による座談会の記事もあり。

技術特集の「TAJ公認指導員合格へのステップ」は、本格的な技術指導の特集となっている。プルークボーゲンやテレマークターン、悪雪では必須となるステップ・ターンなど、それぞれの要領が記され、陥りやすいミスを箇条書きにして示している。さらにアドバイスや、良い例と悪い例の連続写真も掲載、相当わかりやすい内容となっている。

他にもツアーの記録やテレマーカーたちの生態など、モチベーションを高めてくれる記事がいっぱい!

年に1号しか出ないですし、テレマークをやる人なら買っておきたい1冊です。




    ●A4変型
    ●140ページ・DVD64分
    ●1,575円(税込)
    ●2010.11.12 発行
    ●出版社: スキージャーナル<公式ページ






関連記事