山とスキーとローゼンメイデン

登山、スキーについてのブログです。 また、ローゼンメイデンについての記事も書いています。

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特別編 / 「薔薇獄乙女、或いは匣の中の少女」

ワタシが目覚めるとき あなたの居る場所がすべての世界の中心になる

薔薇獄乙女、或いは匣の中の少女

僕は君に百万の薔薇の束を
贈ることはできないけれど
君の目蓋の裏に咲く
たったひとつの薔薇に
水を注ぐことならできるかもしれない

(詩・宝野アリカ)


今回のローゼンメイデンは本編ではなく、詩とイラストで綴る特別企画です。
8ページのオールカラー。


■ 詩


まず詩について。
詠み手は宝野アリカさん、ユニット「ALI PROJECT」で作詞・ヴォーカル担当をしています。ALI PROJECTはアニメ・ローゼンメイデンシリーズの主題歌を手がけています。

詩は8ページに渡っている。全部で一編の詩なのか、ページごとに別々の詩なのか、判別はしづらいのですが、おそらくは一編の詩です。

詩は「僕」と「ワタシ」が対話しているという形式をとっている。「僕」が誰で「ワタシ」が誰なのか、具体的にはわからない。ただ、お互いを必要としていることは伝わってくる。
それは、ジュンと真紅のようなマスターとドールの関係なのかもしれないし、ローゼンとアリスの対話をイメージしているのかもしれない。でも、多分それはどうでもいいことで、宝野さんが目を閉じてローゼンメイデンという作品に想いを馳せたときに、浮かんできた光景なのだと思う。


この詩は、あくまで一読者である宝野アリカさんが書いたもので、本編の伏線や展開を暗示したものではない。しかし、芸術家というのは鋭い感性を持っているので、ローゼンメイデンに潜む、原作者たちでさえも気がついていない何かを捉えているかもしれない。
原作者PEACH-PITもこの詩から何かを感じ取り、それを物語に反映させていくことは十分にあり得ると思います。

自分スノーピは、この詩の一言一句の解釈は出来ませんが、全体を数回読んでみて人形師ローゼン個人が抱く悲壮さのようなものを感じました。もっと普遍的な、誰もが抱くさびしさも読み取れる気がします。


■ イラスト


イラストはもちろんPEACH-PIT、ローゼンメイデンの原作者です。

宝野さんの詩に合わせて描かれたイラストは象徴的です。物語のこれからの展開と関係があるのかはわかりません。が、とにかく綺麗なイラストです。

イラストの背景は詩の対話形式に合わせるように、1ページ目と8ページ目、2-3ページ目と4-5ページ目が対になっている。

普段見せない水銀燈の不安とさみしさが入り混じった表情や、白い翼の生えた雛苺が特に印象的です。

ローゼンメイデン特別編


気になったのは、詩の対話に合わせて手前に描かれた影(シルエット)です。
一方は真紅ですが、もう一人はわかりません。ジュンのように見えるけど、リボンタイをつけているので違う気がします(ジュンがローゼンである、という説がちょっと頭をよぎりました……)。

いずれにせよ、PEACH-PIT先生は、詩中の「ワタシ」を真紅と解釈したようです(実際、「真紅」と呼びかけられているわけですが)。

謎の影




面白い企画だと思います!
ローゼンメイデンは興味の尽きない作品だと、改めて感じました。


次回から、いよいよ本編が新展開だそうです!!


次回は33号(7/15発売)掲載予定


<特別編>
掲載: 週刊ヤングジャンプ 2010年29号 / 6月17日(木)発売
ページ数: 8ページ(オールカラー)
→ ヤングジャンプ 2010年 7/1号



ALI PROJECT


公式ホームページ http://aliproject.jp/

宝野アリカがヴォーカルを担当する音楽ユニット。
ローゼンメイデンのアニメのOPも手がけています。

聴いたことのない方はぜひこの機会に!




(左上)禁じられた遊び [ ローゼンメイデン アニメ第1期 OP ]、 (右上)聖少女領域 [ ローゼンメイデン・トロイメント アニメ第2期 OP ]、 (下)薔薇獄乙女 [ ローゼンメイデン・オーベルテューレ OP ]


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