山とスキーとローゼンメイデン

登山、スキーについてのブログです。 また、ローゼンメイデンについての記事も書いています。

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■ 雪崩情報


本日、NPO法人・日本雪崩ネットワーク(JAN)が雪崩情報をスタートさせました。

もちろん誰でも無料で見ることができます。
グラフの見方や、それぞれのレベルに合った活用方法なども解説してくださっています。

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  http://nadare.jp/alert/index.html
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特徴とバックボーン

JANの雪崩情報は、北米の雪崩専門機関から公報されているものと同一の標準化された雪崩情報です。これがJANで可能なのは、カナダの雪崩専門機関Canadian Avalanche Associationと提携し、長年、継続的に現役雪崩予報官を含む現場プロフェッショナルを招聘しつつ専門教育の機会を設けてきたこと、およびその過程で人材が育ち、システムが整ったことを背景としています。


 ― JAN雪崩情報 はじめに・概要 より引用 ― 





■ 雪崩通信


またJANは先日から、同団体が過去に発行した『雪崩通信』の公開を始めました。
現在はvol.1とvol.2が公開されていて、近日中にvol.3も公開予定とのことです。
媒体はPDFです。

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  http://nadare.jp/2012/01/vol1vol2pdf.html
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公開されているもの

  ・『雪崩通信 vol.1』 (2008年12月発行)
  ・『雪崩通信 vol.2』 (2009年12月発行)


いずれも元々は紙媒体のものを1,000円で販売していたものですが、より多くの方に活用してもらいたい、という気持ちでweb上に無料で公開して下さったのだと思います。

こちらもぜひ!


android画面
タブレットやスマホに入れて、電子書籍としてそのまま読むこともできます




日本雪崩ネットワークは、本当に素晴らしい活動をされていると思います。


特定非営利活動法人 日本雪崩ネットワーク
http://nadare.jp/


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4月26日の夕方、涸沢ヒュッテにまで到達する大規模な雪崩が起きました。

信濃毎日新聞によると、ここ1週間ほど降雪が続いていて、26日までの3日間で約1メートルもの積雪があったという。
その新雪が、今回の大規模な表層雪崩を起こしたらしい。

屋外で除雪作業をしていた支配人が巻き込まれて骨折、小屋の一部も破損するなど被害を受けたということです。


 → 涸沢で雪崩 1人けが 北ア山小屋施設も被害(信濃毎日新聞)



通行止め

これを受け、長野県山岳遭難防止対策協会が横尾から上部への入山を控えるように呼びかけているそうです (涸沢小屋のブログによると、通行止めの措置がとられたとのこと)。
 → http://karasawagoya.blog86.fc2.com/blog-entry-1195.html


いずれにせよ、27日には上高地開山祭も行われていよいよ本格的な春山シーズンを迎えた北アルプス南部の山域ですが、入山が厳しそうな状況です。


動きは涸沢小屋のブログなどで伝えられるということですので、チェックしてみてください。

 → 涸沢小屋 小屋番のブログ :http://karasawagoya.blog86.fc2.com/



今週末からGW、今年は残雪が多いので山に入られる方はくれぐれもお気をつけて!


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数日前、カナダで大規模な雪崩があり、200人が巻き込まれる事故がありました。


カナダ西部ブリティッシュコロンビア州で13日、スノーモービル大会の最中に雪崩が発生し、当局によると2人が死亡、30人が負傷した。

地元警察が14日発表したところによると、大会は同州レベルストーク近郊で開催され、参加者や観客約200人が集まっていた。


http://www.cnn.co.jp/world/CNN201003150018.html より



日本では、その後の進展については報道されていません。

カナダやアメリカのニュースサイトに載った関連情報をみると、以下のような感じです。
(詳細を知りたい方は、雪崩センターなどの調査報告を待つしかないみたいです)


■ 雪崩の危険性
ここ3週間ほど、明確な形で雪崩の注意報、ないし警報が繰り返し出されていたようです。さらに、大会直前にはまとまった降雪もあり、危険性はさらに高まっていました。

"The Canadian Avalanche Centre based in Revelstoke has had a warning for the last three weeks expressing extreme caution in the backcountry."

"A fresh snowfall overnight exacerbated that warning, and I know people have been cautioned again and again."



■ 雪崩事故の規模
200人という大勢の人が、雪崩に巻き込まれました。
死者3名、負傷者は31名、大破したスノーモービルは49台。
状況からみて、表層雪崩ぽいです。


■ 救助
これだけの大規模な雪崩であったにも関わらず、死者が3名だけだったというのは驚きです(もちろん、尊い命が失われたことには変わりありませんが)。
迅速にヘリコプターが十数機と捜索隊、雪崩犬が投入され、1時間半で生存者全てを救出したとあります。日没までに時間があり、もしあと1時間遅く雪崩が発生していたら、捜索は困難になっていたであろうとコメントしていました。
そして何より、現場にいた人たちの雪崩に対する装備が整っていて、埋没者を救出しセルフレスキューを行ったことが大きいようです。

The Royal Canadian Mounted Police said an even worse tragedy may have been averted because many of the snowmobilers had come equipped with avalanche recovery equipment and dug people out even before rescuers arrived at the scene.



■ 今後の対策
カナダでは、来シーズンを目処に雪崩情報を一元化する方向で検討するようです。

CALGARY — Federal Environment Minister Jim Prentice says Parks Canada has developed an avalanche warning scale that will be used across North America starting next winter.




<参考サイト>
http://news.sky.com/skynews/Home/World-News/Canada-Avalanche-Deaths-Barrage-At-Extreme-Snowmobile-Race-Kills-Three-Many-More-Missing/Article/201003215573465?f=rss
http://www.thestate.com/2010/03/14/1200270/at-least-1-snowmobiler-dead-in.html





カナダは世界で最も雪崩研究が進んでいて、実際に警報を再三に渡り出していましたが、それでもこのような事故が起きてしまいました。運営者も素人のハズがなく、当日も天候と弱層テストなどを行った上での開催決断だったのでしょうけれど、「だろう」判断をしてしまったのでしょうか……。

いずれにしても人ごとではなく、バックカントリーで弱層テストして、これはヤバイ!と思っても、滑り出してしまう時ってありますよね……。本当に気をつけないと、と思います。






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