山とスキーとローゼンメイデン

登山、スキーについてのブログです。 また、ローゼンメイデンについての記事も書いています。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
栂海新道は、日本海から北アルプスに突き上げるコース。湿気の多い樹林帯が続き、いくつものピークが連なる結構キツいルートだ。だが、登山道は明瞭で、危険箇所には鎖やハシゴもついていてよく整備されている。

歩くだけでも大変なこのルートを切り拓いて、そして整備しているのが、著者・小野健さんの創設したさわがに山岳会。


この本では、小野さんが栂海新道開拓や小屋の記録やエピソードを語り、また栂海新道の生態や地質などにつていも触れる。

『栂海新道を拓く - 夢の縦走路にかけた青春 -』



困難を乗り越えながら開拓していく姿というのは、どんなに時代が変わっても、普遍的な魅力や感動があると思います。
いろいろな人に読んで欲しいと思う一冊です(そして、中島みゆきの「地上の星」がよく似合う一冊!)。




■ 内容と目次

・第一部(山族野郎の青春)では、栂海新道の概要を紹介。それと、さわがに山岳会結成からルート開拓着手、立ちはだかる壁、そしてついに吹上のコルに至るまでの記録・エピソードを記している。
自然の脅威だけのみならず、管轄の違う省庁への認可の取り付けや盗伐の疑いをかけられるエピソードなどが語られるあたりが、現代の開拓記録ならではの面白さだ。
また、登山道整備や小屋建設のための歩荷の話などは、自分の山小屋アルバイトでの少ない経験からでも、その大変さを想像することができました。

・第2部(それからの栂海新道)では、栂海新道の自然が学術的にも貴重なものであることを紹介。アルプスと海をつなぐ植生の変化や、地質・地形の特徴は他では見られない希少価値のあるものだという。


     【目次】

第一部 山族野郎の青春
 第一章 栂海新道とはどのような道か
 第二章 誕生、さわがに山岳会
 第三章 登山道、犬ヶ岳へ達す
 第四章 盗伐容疑の成り果て
 第五章 山と家族
 第六章 朝日岳へ、親不知へ

第二部 それからの栂海新道
 栂海新道の四季
 栂海新道を守る人たち
 海のウェストン祭
 アルプスと海をつなぐ植生
 飛騨山脈北延の地質と地形
 糸魚川ササユリの宇宙旅行
 ふるさとカレンダー
 山の神様になった話
 栂海新道から生まれた名品たち
 藪刈りと缶ビール山
 モリアオガエルとドラム缶風呂
 継続は成果なり
 藪刈り道楽の報酬
 病臥から山へ
 元旦山行の半世紀
 栂海新道に未来はあるか





■ 栂海新道

栂海新道マップ

海抜0メートルから標高3000メートルまでを自分の足だけで登ることが出来るのは、日本ではこのルートだけ。
一般ルートで、登攀用具などは必要としない。2つの無人小屋といくつかの水場がある。

親不知から朝日小屋までは、登りは2泊3日、下りは1泊2日をみるのが通常。




★━━…‥・ ★━…‥・ ★━…‥・ ★━…‥・ ★━…‥・
自分は、2008年の夏に親不知から後立山へ抜けました。

そのときの記録はこちら。
栂海新道から後立山縦走(親不知~唐松岳)

★━━…‥・ ★━…‥・ ★━…‥・ ★━…‥・ ★━…‥・


親不知海岸
栂海新道のスタート(あるいはゴール)となる親不知海岸

110119_02.jpg
犬ヶ岳山頂付近より 黄蓮山も臨める、足元に見えるのが栂海山荘





 [ 栂海新道を拓く - 夢の縦走路にかけた青春 - ]

  著 者 :小野 健
  発売日 :2010年11月24日
  出版社 :山と渓谷社
  定 価 :1,785円(本体:1,700円 + 税)
  サイズ :B6判 284ページ





関連記事












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://rozenyama.blog68.fc2.com/tb.php/106-9d423cf9

| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。